ネイルサロンでは、お客様の健康と安心を守るために衛生管理が非常に重要です。
施術時に使用する器具や設備の衛生状態を徹底し、感染リスクを減らすための知識はネイリストに欠かせません。
ここでは、ネイルサロンでの衛生管理に関する基本的なポイントをまとめました。
衛生管理のチェックポイント
ネイルサロンでは、施設・設備・器具などの衛生に関する配慮をする。
1. 施設・設備に関するチェックポイント
- 換気や湿度管理、照明が適切であるかを確認する。
- 清掃、整理整頓の維持が徹底されているか。
2. 器具・布類に関するチェックポイント
- 器具はお客様1人ごとに消毒を行い、衛生的な状態を維持する。
- 皮膚に接する布類はお客様1人ごとに替える。
- 消毒済みと未消毒のものをしっかり分けて管理・保存する。
- 器具、布類は十分な数量を備えているか。
3. 技術者に関するチェックポイント
- 技術者自身の手指洗浄、消毒を徹底する。
- 着用している外衣は清潔か。
洗浄・消毒・滅菌・殺菌・防腐の定義
衛生管理で用いられる「洗浄」「消毒」「滅菌」「殺菌」「防腐」は似ていますが、目的が異なります。
それぞれの違いを正確に理解しましょう。
- 洗浄
消毒や滅菌の前に行う最も基本的な衛生措置。 - 消毒
微生物の中でも、主に病原微生物を殺すか、または除去すること。
皮膚や粘膜に接する器具や環境、趣旨、皮膚などに対して行う衛生措置。 - 滅菌
病原微生物だけでなく、あらゆる微生物を殺すか除去し、微生物が存在しない状態にすること。 - 殺菌
微生物を殺すこと。 - 防腐
微生物を殺さないまでも、その繁殖や作用を止めて目的物の腐敗を防ぐこと。
消毒法の種類
消毒法は、大きく2種類に分類されます。それぞれの特徴を押さえて状況に応じた方法を選びましょう。
1. 物理的消毒法
- 方法
熱湯、蒸気、煮沸、蒸気、紫外線などを使用して行う方法。
耐水性のある器具はできるだけ熱消毒することが望ましい。
2. 化学的消毒法
- 方法
エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、イソプロパノールなどの消毒液を使用する方法。
衛生管理のポイント
- 器具は使用後に必ず洗浄・消毒を行い、感染リスクを徹底して予防する。
- 清掃や換気、湿度管理などの環境整備も施術空間では重要です。
- 手指消毒や使い捨ての有剤利用など、お客様1人1人に対する配慮を怠らないこと。
ネイルサロンでの衛生管理については4弾に分けて投稿いたします!
次回は消毒剤の適用一覧などについてです!
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