UVライト・LEDライト…どんな特徴があるの?

執筆者 | 1月 6, 2025 | Blog, ネイル知識 | コメント0件

ジェルネイルの硬化に欠かせない「UVライト」「LEDライト」「CCFLライト」などの専用ライト。
ライトの種類によって特徴が異なるため、選び方に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

今回はジェルネイルの硬化の仕組みを解説し、
それぞれのライトの特徴やメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します!


ネイルライトで硬化している写真

1. ライトでジェルネイルが硬化する仕組みとは?

ジェルネイルは、塗った直後は液体状ですが、専用ライトを当てることで硬化してツヤツヤで丈夫な仕上がりになります。
この硬化の秘密は、ジェルに含まれる成分にあります。

ジェルネイルの硬化の仕組み

  • ジェルの主成分は、合成樹脂光重合開始剤
  • 光重合開始剤が、UVライトやLEDライトの光を吸収すると化学反応が起き、液体だったジェルが固まります。

つまり、部屋の照明や自然光では十分な硬化はできず、専用のライトを使う必要があるのです。


2. UV・LED・CCFLライト、それぞれの特徴を比較

ジェルを硬化させるライトには、以下の3種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったライトを選びましょう。

① UVライト

ジェルネイルの基本的な硬化ライトとして、長く使用されてきたタイプです。

特徴

  • メリット: 価格が安く、対応ジェルが多い。初心者でも扱いやすい。
  • デメリット: 硬化時間が長く(約2分)、消耗が早いため、頻繁に交換が必要。

こんな人におすすめ

  • 初めてジェルネイルをする方。
  • コストを抑えたい方。

② LEDライト

UVライトを改良した後発タイプ。硬化スピードが速く、省エネ性能に優れています。

特徴

  • メリット: 15〜30秒で硬化が可能。交換が少なく、長寿命。
  • デメリット: UVライトより価格が高い。対応ジェルが限定される場合がある。

こんな人におすすめ

  • 短時間でジェルネイルを仕上げたい方。
  • 頻繁にジェルネイルを楽しむ方。

③ CCFLライト

最新のジェルネイル用ライトで、UVとLED両対応の便利なタイプです。

特徴

  • メリット: UVジェル・LEDジェルどちらも硬化可能。価格も比較的安い。
  • デメリット: 市場に出回っている種類が少なく、対応するジェルを確認する必要がある。

こんな人におすすめ

  • 様々なジェルを試したい方。
  • セルフネイルでも効率よく硬化したい方。

ライトの選び方まとめ

ライト種類硬化速度メリットデメリットおすすめ用途
UVライト約2分価格が安く対応ジェルが多い硬化が遅く交換頻度が高い初心者向け、低コスト重視
LEDライト15〜30秒硬化が速く省エネ高価格、対応ジェルが限定的時短重視、頻繁にネイルする人向け
CCFLライト約30秒UV・LED両対応対応ジェルの確認が必要幅広いジェルを試したい方


ピンクのジェルネイルの画像

3. まとめ:ジェルとライトの相性で理想のネイルを楽しもう

ジェルネイルは、ライトの選び方で仕上がりや使い勝手が大きく変わります。
それぞれのライトの特徴を理解して、自分に合ったライトを選びましょう。
また、簡単に楽しめるネイルチップも活用して、自宅で気軽にネイルアートを楽しんでくださいね!

セルフで楽しむ場合はジェルアレルギーにならないように気をつけましょう!
こちらをご参考までにどうぞ!

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Written By yumeiru

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