ネイリスト技能検定試験では、ネイルの技術やその分類についての知識が重要です。
この記事では、ネイル技術を「ネイルケア」「イクステンション」「リペア」「アート」の4つに分類し、
それぞれの特徴をわかりやすくまとめました。
1. ネイルケア(爪の手入れ)
目的
爪を整え、清潔に保つことで衛生的な状態を維持すること。
主な技術
- テーブルセッティング:衛生的に道具を配置し、手指の消毒を行う。
- カウンセリング:アレルギーの有無や生活習慣をヒアリング。
- ファイリング:爪の長さや形を整える。
- クリーンナップ:メタルプッシャーやキューティクルニッパーでルースキューティクル、ハードスキン、汚れなどを処理。
- カラーリング:カラーポリッシュやジェルで爪を美しく彩る。
2. イクステンション(人工爪)
目的
爪の長さを人工的に作り出し、美しい形状に仕上げること。
主な技術
- スカルプチュアネイル:アクリルやジェルで爪の長さや形を造形すること。
- チップ&オーバーレイ:チップを接着し、爪の長さや形を造形すること。
- チップ&ラップ:チップを装着し、ラップ材を使って爪の補強を行う。
- バーチャル:アクリルでイクステンションを施すこと。
3. リペア(爪の修復・補強)
目的
爪に生じた欠けやヒビを補修する技術。
主な技術
- グルーオン:グルー(接着剤)を使って欠けた部分を修復、補強すること。
- ラップ:シルクやグラスファイバーなどのラップ材を使って爪の修復、補強すること。
- フィルイン:爪が伸びてきた部分に対してイクステンションを修復すること。
- フローター:爪の表面のみをアクリルやジェルで覆って補強すること。
4. アート(爪のデザイン・装飾)
目的
爪を彩り、個性を演出するデザイン技術。
主な技術
- フラットアート:平面的なデザインを施す技術(イラストやエアブラシなど)。
- 3Dアート:立体的なデザインや装飾を作り出す技術。
- エンボスアート:厚み(凸)のあるデザインを施す技法。
- ミックスメディアアート:複数の技法を組み合わせた複合的なデザインを施す技法。
- イクステンションアート:長さ出しを含めたアートデザイン。
フットネイルの技術も重要!
フットネイルも、「ファイリング」「クリーンナップ」「角質除去」「カラーリング」などが含まれます。
まとめ
ネイリスト技能検定1〜3級まで、すべての試験に出題されるのが、この「ネイル技術体系」です。
ハンドとフットの大きな違いは、角質除去の有無であることも覚えておきましょう。
検定は認定モデルハンドでも受験できますよ!
自分のペースで練習できるのでオススメです
こちらを参考にしてみてください
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