爪が外側に反ってしまう「反り爪(スプーンネイル・匙状爪)」は、
放置すると爪が割れやすくなるなどトラブルの原因になります。
この記事では反り爪の原因や治し方、セルフケアのポイントを詳しく解説します。
日常生活で気をつけるべきポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1. 反り爪(スプーンネイル)とは?
反り爪とは、爪の表面が外側に反り返り、中央がくぼんだ形になる症状のことです。
特に爪の先端が反るため、物に引っかかりやすく、爪が割れたり欠けたりするリスクが高まります。
反り爪の特徴:
- 爪の中央がくぼみ、先端が反る
- 伸びると物に引っかかりやすい
- 爪が薄く、脆くなりやすい
反対に、爪が内側に巻き込む症状は巻き爪と呼ばれ、こちらも放置すると痛みや炎症の原因になります。
2. 反り爪(スプーンネイル)の主な原因
① 誤った爪の切り方
爪の両端を丸く切りすぎると強度が低下し、指の腹にかかる力を支えきれなくなります。
その結果、爪が外側に反ってしまうのです。
② 指先への圧力
重い荷物を持つ仕事や指先を酷使する作業、裸足で遊ぶことが多い幼児などは反り爪になりやすいです。
③ 鉄欠乏性貧血
貧血により爪に栄養が届かず、爪が薄く脆くなってしまいます。
④ 誤ったネイルケア
ジェルネイルのオフ時にリムーバーやアセトンを多用すると、爪が乾燥し、薄くなることで反り爪の原因になります。
⑤ 生まれつきの体質や病気
内臓虚弱や甲状腺の病気など、身体の不調が反映されている場合もあります。
3. 反り爪の治し方・セルフケア方法
反り爪の改善には、日常のネイルケアや生活習慣の見直しが欠かせません。
① 正しい爪の切り方
爪は「スクエアオフ」に整えましょう。
- 爪をまっすぐに切る
- 両端の角を少し丸める(削りすぎに注意)
爪の白い部分が少し残る程度が理想です。
② 食生活を見直す
鉄欠乏性貧血の改善が重要です。
- 鉄分が豊富な食品:レバー、赤身肉、魚、卵黄
- ビタミンC:鉄分の吸収を助けるので一緒に摂取
- 注意:食事中のコーヒーや緑茶は鉄の吸収を妨げるので避けましょう。
③ 保湿ケアを徹底する
乾燥は爪のバリア機能を低下させるため、日々の保湿が重要です。
- ネイルオイルやハンドクリームを習慣に
- ジェルネイルやマニキュアの後は特に丁寧な保湿を心がけましょう。
④ 自分の足に合った靴を選ぶ
- つま先や足指に余裕がある靴
- 足の甲がしっかり固定される靴
正しい靴選びは、反り爪の予防だけでなく巻き爪や他の爪トラブルも防ぎます。
4. 反り爪のケアで健康的な爪を保とう
反り爪(スプーンネイル)は、爪の切り方や栄養不足、乾燥が原因で引き起こされます。
正しいケアと生活習慣の見直しが改善への近道です。
- 爪の形はスクエアオフで整える
- 鉄分やビタミンCを積極的に摂取する
- 保湿ケアで爪の乾燥を防ぐ
日頃のセルフケアを大切にし、症状が改善しない場合は医師や専門のネイルサロンに相談しましょう。
美しく健康的な爪を保つために、今日からできるケアを始めてみてくださいね!
巻き爪についても解説してます!
こちらを参考にしてください
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