ネイルを楽しむ方にとって、指先を美しく保つことは大切なポイント。
しかし、爪が緑色に変色してしまう「グリーンネイル」というトラブルを経験した方もいるのではないでしょうか?
この記事では、グリーンネイルの原因や対策、万が一なってしまったときの対応方法を解説します。
ネイル好きの方は必見です!
グリーンネイルとは?どんな症状?
グリーンネイルは、爪に緑膿菌というバクテリアが繁殖して、爪が緑色に変色する症状です。
症状が進むと、緑色から深緑、さらには黒っぽい色へと変化し、
爪先から腐敗臭のような嫌な臭いが発生することもあります。
このトラブルは、特にジェルネイルやポリッシュをしている方に多く見られます。
オフが不十分だったり、爪のケアを怠ったりすると、
知らないうちに発生してしまう可能性があるため注意が必要です。
グリーンネイルの原因
主な原因は「緑膿菌」
グリーンネイルの直接的な原因は、緑膿菌というバクテリアの一種。
この菌は、どこにでも存在する常在菌で、湿気や爪の隙間などの環境で繁殖しやすい特性を持っています。
発生しやすい状況
- 爪とジェルの間に隙間ができる
ジェルネイルが浮いたり、欠けたりすると、その隙間に湿気がたまり、緑膿菌が繁殖しやすくなります。 - 爪のケア不足
ネイルオフが適当だったり、爪表面の汚れや油分がきちんと除去されていなかったりすると、菌が増殖する原因に。 - 湿気の多い環境や季節
雨が多い梅雨や夏場の高湿度環境では、特に注意が必要です。さらに、手汗をかきやすい方は湿気がこもりやすいため、
より発生しやすくなります。
グリーンネイルは人にうつる?
菌が原因と聞くと「他の人にうつるのでは?」と心配になるかもしれませんが、
グリーンネイルは他人にうつることはありません。
また、自分の他の爪に広がる心配も基本的にはないので、過度に恐れる必要はありません。
グリーンネイルを防ぐ方法
1. ネイルの浮きや欠けを放置しない
ジェルネイルが浮いたり欠けたりしている場合、そこから菌が入り込む可能性があります。
早めにサロンでメンテナンスを行いましょう。
2. 日常的なケアを徹底する
- 手洗いや消毒をしっかり行い、爪の周辺を清潔に保つ。
- 定期的に爪の汚れや余分な角質を取り除く。
3. 湿気対策をする
- 手汗をかきやすい方はこまめに手を拭く。
- 湿気の多い季節には特に爪の状態を確認する。
4. オフを丁寧に行う
セルフネイルの場合、ジェルやポリッシュのオフが不十分だと菌が繁殖しやすくなります。
不安な場合は、サロンでプロにオフをお願いするのがおすすめです。
グリーンネイルになってしまったら?
もし爪が緑色に変色してしまったら、すぐに以下の対処をしてください。
1. ネイルをオフする
ネイルがついたままだと、菌が繁殖し続けてしまいます。速やかにネイルをオフして爪を清潔に保ちましょう。
ただし、自爪まで削らないよう注意してください。爪を傷めると他のトラブルに繋がります。
2. 病院を受診する
グリーンネイルは放置すると悪化する可能性があります。皮膚科で適切な治療を受けましょう。
3. 完治するまでネイルを控える
完全に治るまでネイルを施すのは避けてください。菌が繁殖しやすい環境を作らないためにも、
完治後にネイルを再開しましょう。
こまめなケアでグリーンネイルを防ぎ、素敵な指先を!
グリーンネイルは、爪のケアをしっかり行うことで防ぐことができます。
日頃から手元を清潔に保ち、ジェルネイルをしている場合は定期的にサロンでメンテナンスを受けましょう。
セルフネイル派の方も、ネイルオフや爪のケアを丁寧に行うことでリスクを減らすことが可能です。
美しい指先を保つために、正しいケアを習慣づけてくださいね。
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