雑貨ジェルと化粧品ジェルの2種類があるのはご存知ですか?
それぞれの特性を知らないと健康被害やアレルギーのリスクがあります。
今回は、セルフネイル初心者にもわかりやすく、
雑貨品ジェルと化粧品ジェルの違いについて解説します。
化粧品ジェルとは?
化粧品ジェルは、日本の薬事法に基づき「化粧品」として認可を受けているジェルネイル用品です。
厚生労働省による厳しい規制が設けられており、
化粧品ジェルは自爪に直接使用することが可能です。
特徴とメリット
- 使用成分の安全性が保証
化粧品ジェルは国からの許可を得ており、安全基準を満たした成分のみを使用。
製造販売業許可が必要で、成分検査も行われます。 - 成分表示が義務付けられている
成分リストが製品パッケージやカタログに記載されているため、
使用されている成分を確認できます。 - パッケージ表記
「爪化粧料」「爪用化粧品」などの記載があるため、購入時の見分けがつきやすいです。
雑貨ジェルとは?
雑貨品ジェルは、化粧品としての認可を受けていないジェルです。
雑貨品として販売されるため、成分表示の義務がなく、品質基準も化粧品ジェルほど厳しくありません。
そのため、自爪に直接使用することは想定されていません。
特徴とメリット
- 価格が手頃
成分検査が不要なため、安価で販売されていることが多く、気軽に試しやすいです。
デメリット
- 成分の安全性が保証されない
成分表示が義務付けられていないため、何が含まれているかわからず、
長期使用や直接の使用で健康リスクを伴う可能性があります。 - 直接使用不可
「つけ爪用品」「付け爪用加工品」などの記載がある通り、
付け爪への使用が前提であり、自爪に直接塗布することは推奨されません。
雑貨品ジェルのリスクと注意点
雑貨品ジェルにはアレルギーや健康被害が報告されていることもあり、
以下のリスクが挙げられます。
- アレルギー反応
化粧品ジェルに比べて、肌トラブルやアレルギー反応が出やすいことがあります。 - 着色や変色
雑貨品ジェルには爪を黄ばませたり着色したりするリスクもあり、
長期使用には注意が必要です。 - 健康被害
一部の製品には、ホルムアルデヒドなどの有害物質が含まれる場合があり、
爪や肌に悪影響を与える可能性があります。
雑貨品ジェルと化粧品ジェルの使い分けポイント
- セルフネイルを自爪に楽しみたいなら化粧品ジェル
安全性を重視するなら化粧品登録されているジェルを選びましょう。
長期的な使用でアレルギーを避けるためにも、
成分が明記された信頼性のあるジェルを使うことをおすすめします。 - つけ爪やチップ用としてなら雑貨品ジェルもOK
つけ爪のデザインやサンプル作成を楽しみたい場合は、
雑貨品ジェルでも問題なく使用できます。
特にコストを抑えて気軽にデザインしたい時に便利です。
JNAジェルネイル技能検定では「化粧品ジェル」しか使用できない
さらに、JNA(日本ネイリスト協会)が主催するジェルネイル技能検定では、
化粧品登録されているジェルのみ使用可能です。
これは、検定で使用されるジェルネイルが信頼性と安全性を確保できるようにするためです。
化粧品ジェルであれば、成分が明示され、安全性が担保されているため、
受験者にも安心して使用できる基準として設定されています。
化粧品ジェルでもアレルギーのリスクはゼロではない
化粧品ジェルだからといってアレルギーが出ないわけではありません。
体質によっては化粧品ジェルでもアレルギーが発生することがあり、特に使用頻度が高い場合には注意が必要です。
地肌にジェルがはみ出てしまった場合や、手についてしまった時はすぐに拭き取りましょう。
アレルギーになる原因になります。
万が一、かゆみや赤み、爪周りの炎症が見られたら、すぐに使用を中止し、医師に相談するようにしましょう。
まとめ
雑貨品ジェルと化粧品ジェルの違いを理解して、セルフネイルに活かすことが大切です。
特に、自爪への使用には化粧品ジェルを選ぶと安心で、付け爪やサンプルには雑貨品ジェルを使い分けることで、
リスクを減らして楽しいセルフネイルを続けることができます。
セルフネイラーの方も、ジェルの安全性を確認しながら、ネイルを楽しんでくださいね!
Re:gelのこのシリーズは化粧品ジェルです!
価格も抑えられているのでセルフにもオススメです!
使用したいジェルが決まったらいざセルフネイルです!
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