ネイルサロンでは、お客様と直接触れる道具や手指の衛生管理が非常に重要です。
この記事では、消毒法の種類や適用範囲、手指消毒法について解説します。
ネイリスト技能検定対策として押さえておきたいポイントをまとめました。
消毒法の種類と概要
衛生管理を徹底するためには、使用する消毒法やその適用範囲を理解することが重要です。
1. ウェットステリライザー
- ガラス製、ステンレス製などアルコールで変質しない材質の容器にコットンかガーゼを敷き、
ニッパーの刃先が浸る程度に消毒剤を入れたもの。
2. 紫外線消毒
- 強い殺菌能力を持っているので、サロンでの消毒にも使われる紫外線。
20分間以上の照射が望ましい。
消毒剤の適用について
次亜塩素酸ナトリウムは金属器具には使用できません。
B型・C型肝炎ウイルスの消毒には効果があることは覚えておきましょう。
手指消毒法
手指の衛生管理は、道具や環境の消毒と同じくらい重要です。以下の手順を参考に、正しい手指消毒を実践しましょう。
1. 洗浄
- 石けんと流水を使い、目で見える汚れを洗う。
2. 消毒
消毒には3種類の方法があります。
- 擦式消毒(さっしきしょうどく)
速乾性の消毒剤を使って、乾くまで刷り込む。 - 清拭消毒(せいしきしょうどく)
消毒剤を含ませたコットンやガーゼで拭く。 - 擦式清拭消毒(さっしきせいふしょうどく)
消毒用エタノールなどを十分に含ませたコットンやガーゼで手指の全表面と指間、
爪先までの汚れを除去し、消毒剤を浸透させる。
まとめ
衛生管理については、すべての級の試験で出題される重要な項目です。
次回は器具の消毒法についてです!
意外と知られていないネイルオフが必要な理由。
自分のためにも、医療関係者の方のためにも、しっかり理解して
ネイルライフを楽しみましょう!
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