ネイリスト技能検定対策:爪の構造と働き②

執筆者 | 12月 14, 2024 | Blog, ネイリスト技能検定対策, ネイルの資格, ネイル知識 | コメント0件

ネイリストとして活動するうえで欠かせないのが、爪の構造やその役割に関する知識です。
今回は、爪の基本的な役割や、爪の成分について詳しく解説します。
これらの知識はネイルケアを行う際の基盤となるもの。
プロを目指す方はもちろん、セルフケアを楽しむ方にも役立つ内容です!


手の画像

爪の役割とは?

爪は、私たちの生活において実に多くの役割を果たしています。
特に指先の保護や物をつかむ動作を補助する機能が重要です。

  • 人類の祖先
    猿人類にとって、爪は重要な役割がありました。
    爪は獲物を確保したり、身を守ったりする武器として使われ、強く鋭く当時の生活に適応したものでした。


爪の力(爪圧)とは?

爪には「爪圧(そうあつ)」という力学的な働きが備わっています。
この爪圧があることで、爪が指先をしっかり支え、動作を安定させる役割を果たします。

  • 爪が力をしっかり受け止めることを「爪圧(そうあつ)」といい、
    爪がなければ指先に力が入りにくくなってしまいます。
  • 足は、爪の働きによってを支えて、安定させています。


爪は皮膚の付属器官!?

意外に思われるかもしれませんが、爪は皮膚の一部である「付属器官」に分類されます。

  • 爪の根元や周囲には多くの神経や血管が集中しており、指先全体の機能をサポートしています。
  • 指先を保護し、人間の持つ機能をさらに助ける役割をはたしている、皮膚の付属器官です。


爪の成分

爪は主に「ケラチン」というたんぱく質でできています。
このケラチンは、髪の毛や皮膚と同じ成分ですが、爪には硬さを生む特徴的な構造があります。

  • 硬ケラチン
    爪の硬さを生み出しているのが「硬ケラチン」。
    この硬ケラチンには、硫黄を含んだアミノ酸成分が豊富に含まれています。
  • 軟ケラチン
    皮膚の角質は硫黄を含んだアミノ酸成分量が少ない「軟ケラチン」となります。


ナチュラルネイルの画像

まとめ

爪は、私たちの生活において単なる「身体の一部」ではなく、指先を守り、動作を支え、
さらに個性や美しさを演出する重要な役割を担っています。
爪の力(爪圧)や構造、成分を理解することで、ネイルケアやトラブル防止に役立てることができます。

健康で美しい爪を保つためには、正しいケアと知識が必要不可欠です。
今回の知識を活用しながら、爪の健康を守り、さらにネイルアートも楽しめる指先を目指していきましょう!

次回の検定対策は【爪の構造と働き③】です!

爪の構造と働き①はこちらから

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Written By yumeiru

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