プライマーとプレプライマーの違いを徹底解説!

執筆者 | 11月 17, 2024 | Blog, ネイル知識 | コメント0件

ジェルネイルやスカルプチュアで欠かせない「プライマー」と「プレプライマー」。
名前が似ているため混同しがちですが、それぞれ異なる役割があります。
正しい使い方を知って、美しい仕上がりと長持ちするネイルを目指しましょう。


爪に何かを塗っている瞬間の画像

プライマーとは?

プライマーは、自爪とジェル(またはスカルプチュア)の密着性を高めるために使用する液体です。
ネイルと自爪の間の隙間をなくし、浮き(リフト)を防ぐ効果があります。
特にスカルプチュアなど密着性が求められる施術で使用されます。

正しい使い方

  • 塗布箇所: 爪全体ではなく、リフトしやすい「根元やサイド」部分にのみ塗ります。必要以上に多く塗る必要はありません。
  • 注意点: プライマーは酸性の液体であり、皮膚に触れるとアレルギーや肌荒れを引き起こす可能性があります。
    必ず爪の表面にのみ塗布してください。

メーカー推奨以外での使用は控えるべき理由

ジェルネイルの場合、プライマーはメーカーが推奨している場合を除き不要です。理由は以下の通りです。

  • オフが難しくなり、自爪に負担がかかる。
  • プレパレーション(下準備)が正確に行われていれば、浮きが防止できる場合が多い。


プレプライマーとは?

プレプライマーは、爪表面の水分や油分を取り除き、
ジェルやスカルプチュアを密着しやすくするために使用される下準備用の液体です。
プライマーとは異なり、接着性を高めるのではなく、爪の状態を整える役割を担います。

正しい使い方

  1. プレプライマーを塗布: 爪表面の水分・油分を除去し、下準備を整えます。
  2. プライマーを塗布(必要な場合のみ): スカルプチュアなど密着性が求められる場合にのみ、
    プレプライマーの上にプライマーを重ねます。

プレプライマーの特徴

  • 爪の健康を守りつつ、ジェルやスカルプチュアの持ちを向上させます。
  • リフト(ジェルが浮く現象)を防ぐための重要なステップとなります。


プライマーとプレプライマーの違い

項目プライマープレプライマー
役割自爪とジェルの密着性を高める爪表面の水分・油分を除去する
使用タイミングプレプライマーの後、必要な場合のみ使用ジェルやスカルプチュアの施術前に使用
主な用途スカルプチュア、密着性が必要なジェルネイル下準備(プレパレーション)の一環として
注意点酸性のため、皮膚に触れないように注意爪の表面全体に塗布して問題なし


正しく選ぶためのポイント

プライマーを使うべきケース

  • スカルプチュアや、密着が特に必要とされるジェルネイルの場合。
  • メーカーが推奨している場合。

プレプライマーを使うべきケース

  • ジェルネイル全般。爪表面を整えることで、ジェルの持ちが向上します。


おすすめプライマー・プレプライマー商品

プライマー

PRE GEL(プリジェル)マジカルプライマー 7ml

PRE GEL(プリジェル)マジカルプライマー 7ml
高い密着性で人気のアイテムです

プレプライマー

モアクチュール(More Couture)P.P プレプライマー

モアクチュール(More Couture)P.P プレプライマー
高品質で初心者にも扱いやすいアイテムです


注意点: 酸性液体の扱いに気をつけて

プライマーは酸性液体であるため、皮膚に触れるとアレルギーや肌荒れを引き起こす可能性があります。
特に敏感肌の方は、塗布時に以下の点に注意してください。

  • 爪表面以外には塗布しない。
  • 使用後はキャップをしっかり閉めて保管する。
  • 皮膚に付着した場合はすぐに洗い流す。


爪に何かを塗ろうとしている画像

まとめ

  1. プライマーは、自爪とジェル(またはスカルプ)の密着性を高めるアイテム。使用はメーカー推奨品に限る。
  2. プレプライマーは、爪表面の水分や油分を除去する下準備用のアイテムで、ジェルネイルの基本として広く使用。
  3. 酸性液体のため、皮膚に触れないよう注意し、適切に使用する。

プライマーとプレプライマーを正しく使い分け、ジェルネイルの持ちと仕上がりを最大限に引き出しましょう!
名前が似ているので間違えないように気をつけましょう!

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Written By yumeiru

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